ツグミ工芸舎工作日記

ツグミ工芸舎のこれまでとこれから

グループ展のお知らせ

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アートスペース繭さん(京橋)でグループ展に参加することになりました。最近作った小物を展示販売します。自分は29日(月)在廊の予定です。9人の作家さんによるグループ展で、布もの、革のもの、竹、木のものなどが並びます。是非遊びに来てください。

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最近は栃の木でいろいろと作って楽しんでいます。新しい材料で作ってみたいものがたくさんあります。栃の木は製材所に行ったら処分する耳部分のものが一塊ありましたので買わせてもらいました。一塊300kg位あるかかな。扱ったことのない材だったので届くのがとても楽しみでした。しっとりとした白い木肌、独特の班模様、不思議な光の反射。処分用の材料は分厚いものからペラペラなものまで、ごちゃ混ぜなのでいろいろと作って見るには好都合です。

新しい材料との出会いにありがと様です!

民芸と民謡

最近はこんな音楽も聞いて作業しています。

 

鹿児島おはら節 Future Trax / 朝倉さや 「サウルスティラノ」PV - YouTube

ソーラン節 PV / 朝倉さや × 香西かおり - YouTube

朝倉さや × GOMESS / River Boat Song レコード大賞企画賞 - YouTube

酒田甚句 Future Trax / 朝倉さや PV - YouTube

新庄節 Future Trax / 朝倉さや【民謡日本一】 - YouTube

 

民謡については、なんにも知らないので、こんな日本の新しい民謡はアフリカの現代の民族音楽のような感じで聞いていましたが、自分が日本人だからでしょか?ちょっと何か深くつながるモノを感じてしまいました。民芸、民謡、韓国には民画、普通の人の暮らしの中の楽しみ(だったもの)、それをもっともっと自由にして縛りをなくして もう一度生活の中に取り戻したい。そんな気持ちが私たちの中にはありますね。身の回りには自然素材があまりない生活になってしまい、自分たちと自然とのつながりをあまり感じない生活は私たちを不安にしていきます。安心感を奪い、慈しみの意味をわからなくしてしまいます。私たちが手に入れたスマートフォンやコードレスヘッドホンなど、置いておかないで、その新しく小さくなったコンピューターや目や耳を拡張するガジェットをポケットに、もう一度自然の中に分け入りるときがきました。

 

https://www.instagram.com/p/BRLY4irDcDx/

Afro /1999 #tree  #soiworks

民謡の女性たちのあの高〜い歌声は森の木々の葉、一枚一枚とともに風を受け止め、静かに降る雪の一つ一つ、海の無数の波のひとつひとつのあり方と矛盾なく耳にすることができるようにできています!その感覚が人にあるからこそそれが無理なく、自然に民謡という形を伴って現れた。竹細工の職人さんはその素材の特性を知り尽くし、たくさんの材料の中を自在にサーフィンするかのように素材を次々と加工していきます。素材を操ること、形や色を操ること、声を操ること。その到達点の自然との矛盾のなさはどれだけその素材と楽しく戯れることができたか、その質と長さできまります。歳をとっても若者がスケボーを楽しむように素材の森に分け入ることができることを若者に示すことのできるおじさん、おばさんがもっともっと身近に、その辺にたくさんいるべきです。イマジン、「歳をとることもなかなか面白そうだんべと思わしてくれる大人がたくさんいる世の中」です。素材をよく知ることは、素材を喜ばせることですね。素材もあなたもこの宇宙の一部ですから、素材をよく知ることは自分自身を知るってことですね。

 

 

 

ナニモノカのおやつは思いやり

https://www.instagram.com/p/BywKjJ0BRQ0/

屋根に虫食いのある車

今日は梅雨とは思えないようなからっとした風が吹きました。

何かいいことをした記憶はありませんが、ご褒美をいただきました。

あまりに気持ちがいいので、お昼寝をしてしまいました!

自営業の特権!ありがとうございます。

 

これは吊るすタイプの一輪挿しです。

 

いろりろなアイデアを思いつくとき、思いつくことの不思議を思ってしまいます。皆さんは何か思いつくとき、閃くとき、本当に自分が思いついたと思いますか?自分はこの頃 思いつくということは自分の中だけで起きていることではないんじゃないかと思うようになりました。さまざまな新しい作品のイメージを思い描くとき、誰かが助けてくれて新しいイメージを見ているように感じることがあります。それが本当かどうか確かめる術はありませんが、本当でもないことを心底信じてしまえる能力が人にはあります。これは良い面と悪い面がありますが、この能力はもっと使われるべき人間の特権のように思います。みなさんも何かクリエイティブな活動をするとき、いいアイデアを思いついた、そのときは助けてくれたナニモノカに「ありがとう!」と伝えましょう!そうすればまた、面白いアイデアをそのナニモノカは与えてくれます。

 

思いやりや感謝を蜂蜜としてペロペロなめているナニモノカはいったいどこにいるのでしょうか?

 

他力本願!?

 

いつも同じようなことばかり書いています。今回もまた、同じようなことを書きます。興味のある人はお付き合いください。

 

古い木材で車をつくりました。おもちゃですので、もちろん本当に乗ることはできません!でも、子供のようにその車に乗っているつもりで机の上や膝の上を走らせることはできます。

裏はこんな感じ、タイヤが回るようになっています。

 

素材になるべく手を加えないでつくることは思いの外難しいことです。一度削ったところをもとに戻すことはできません。なるべく手を加えない作り方はその素材が今の状態であることをそのまま受け入れる作り方です。素材そのものの風化、虫食い、汚れ、割れ、釘の穴をそのまま利用しようという姿勢です。割って作る方法も割ったときにできる木目をそのまま利用するやり方で同じような素材の利用のしかただと思います。この方法は他力本願といいますか?、自分は後ろに回っちゃって、なるべくいない振りをする練習です。以前「かくれんぼ」ということばの積み木を書きました。

 

【かくれんぼ】

毎日かくれんぼの

練習をしています

ちいさな作品の中に

こっそりとほんの少し

自分の痕跡をのこしてかくれる

 

すぐに見つかってしまう

ことを期待して、

ドキドキしながらかくれている

こどものように

 

これがうまくできるようになること、それがモノ作りの状態としてのひとつのゴールだと思います。とりあえず、そこに向かっています。

ツグミ工芸舎工作法

https://www.instagram.com/p/ByE5QrMBXHR/

割ってつくるお皿。きれいに割れれば、ほぼ出来上がり!#皿 #ツグミ工芸舎

https://www.instagram.com/p/ByHtukohlyq/

https://www.instagram.com/p/ByUKvPahL9A/

Instagram post by ツグミ工芸舎/soi • Jun 5, 2019

 

毎日いろんなモノを作っています。どうやら同じものをいくつも作り続けるのは苦手なようです。様々なものを次から次に作り続けるのは、それをきっと経験したいからだと思います。誰がそれを経験したいのでしょうか?それは自分です。自分を含めた本当の自分です。何をいっているのでしょうか?(笑)作業をしているとき、本当の自分はどこにいますか?その答えになるような「ことばの積み木」 ができました。

 

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ツグミ工芸舎工作法」
 
まず、
目の前に材料と道具、
イデアと作業する時間がある
それがどれだけ貴重なことか
よくよく噛みしめてみる
 
次に、
作りたいという強い気持ちを
両の手のひらいっぱいに
感じてみる
 
そして、
屋根から雨粒が滴り落ちる
そのリズムで木槌をふり、
雲の切れ間から青空が
覗くようにその成行を見守る
  

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ツグミ工芸舎の工作法は作品をつくることを通して最奥の自分自身に出会う方法のひとつでもあります。

 

 

 

 

ふつうのさじ その1

 
 
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「ふつうのさじ」
 
形に特徴がなく
特に決まった
用途もない
ごくふつうの匙だから
ついつい何にでも
使ってしまう
 
そんな使われ方で
あなたのお気に入りに
なろうとする匙もある
 
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今まで作品ができてから
ことばの積み木(作品につける詩のようなトリセツ)を
考えるっていう順番でしたが、今回は初めて、ことばの積み木が先にできました。
まだ商品としての「ふつうの匙」は制作もはじめていません。
どんなふつうのさじができるか?自分でも楽しみです。
 
試作品などできましたら、またこのブログでお知らせいたします。
お楽しみに!!
 
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上の写真は新しく購入したメガネと最近作ったトレーの写真です。
作業場の周りにはいろんな花が咲いてきました。花の名前はわかりません。
新しいメガネで視界がクリヤー!になったせいでしょうか?
草花はなんの不安もなく、そよ風に吹かれているのをみると とてもが気持ちいい
今日この頃です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ふつうのさじ その2

https://www.instagram.com/p/ByE5ukwhns0/

「ふつうの匙」ができあがりました。
台所でいつもついつい使ってしまう匙があります。
その匙に近い形、長さでいくつか試作品を作り、
最終的にこんな匙になりました。
 
見た目、正直 あまり魅力的ではありませんが、ヨーグルトも食べれるし、
ちょっと小さいけど、カレーライスも食べれます。
調理のときにちょっと薬味をすくったり、マドラーの
替わりに使ったりとなかなか活躍してくれる匙です。
 
真っ直ぐでちょっと長めの柄、小ぶりで卵型の頭、先は浅く、奥が深い凹み、
朴の木の白身部分を使い拭き漆で仕上げました。

www.iichi.com

明日は埼玉は日高市にあるアリサンフードカーニバルの青空マーケットに参加します。
「ふつうの匙」の他、いろいろ持っていきますので、是非、遊びに来てください!