ツグミ工芸舎工作日記

ツグミ工芸舎のこれまでとこれから

緑の増減

最近匙の形について手と頭と口と時間を使ってもう一度「カタチ考」して楽しんでいます。日本人の食生活の中で匙を使うようになったのはいつ頃からでしょうか?器を手に持って口をつけて食べるスタイルでは匙の必要性は少なかったと思います。器を持たないで食べようとすれば犬のような食べ方になっていしまいます。西洋では長く匙を使ってきた歴史があり、カタチの面白いものがたくさんあります。そんな面白い匙の形を参考にいくつか作ってみました。

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ところで、話はかわりますが、アマゾンの火事についていろいろと思うことがありましたので、少し記録しておきます。アマゾンは地球の20%の酸素の供給源だとか、家畜に食べさせる豆畑を作るために火を放ったのが燃え移ったとか。有名人がこれに対する政策に寄付したとか。いろいろな報道を読んでみました。

一方で、緑がものすごい勢いで繁殖している地域があるという記事もありました。

こちら
https://indeep.jp/carbon-dioxide-fertilization-greening-earth/

インドと中国、どちらも人口が大変多い国で人々が毎日活動し、大量の二酸化炭素がそこで発生していることは容易に想像できます。この緑が減っていく地域と増えていく地域が同時に変化している様子を頭の中でイメージしてみると、水が決まって低い方へ流れるように、緑が二酸化炭素の多い方へ移っていくようなイメージを持ちました。また、動物の種類が地球からどんどん減っているという報告もありますが、こちらも同じようにイメージしてみると、地球上全体の酸素の量に対して動物種の割合は変わっていないんじゃないかな?とも思いしました。つまり、人が増えている分他の動物が少なくなっていると。人口が減ればまた、他の動物が増えてくる。熱が次第に伝わり均等となるように、湿度も次第に伝わり均等となるように、自然とバランスがとれるようになっている。そんな風に感じました。

世界中でさまざまなことが起こり、インターネットですぐにその情報が入ってくる時代に受け取り方次第で、心配したり、安心したり、って、ちょっともう違うかなって感じです。うまく言いたいことを書き表せませんが、大きな視点から見ると、起きることがただ起きているって感じでしょうか?いいも悪いもないんだよな~っ感じです。

展示会のお知らせ

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food gallery 具縛にて展示会をいたします。

https://gubaku.mminnie.com/

こちらのレストランはビュッフェ形式の野菜中心の料理で、毎月1~15日のみ営業しております。12:00に一斉に全員揃っていただきます!となります。壁の広いレストランですので、壁にかけられる作品をたくさん持っていこうと思います。商品のみのご購入はできませんので、ご注意ください。

場所:〒350-1242 埼玉県日高市北平沢456

日時:2019/09/01-09/15 12:00〜

食事:予約制 電話0429-89-3766 1人2100円

 

 

木について

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木材をいつも扱っていますので、木のことについてはよく考えます。たまたま、都内のギャラリーに種についての本があり、面白くてざっと読んでみました。植物は種を別の場所に移動させる手段は見事!です。

・風に乗って飛んでいく種
・川や海の流れに乗る種
・獣に引っ付いて移動する種
・鳥に食べてもらい、鳥ともに移動する種
・火事になったときだけ割れてこぼれる種
・転がって移動する種

蓮は沼に生えているので、蓮の種は水と同じ比重になっています。ゆっくりとした流れでも流されやすく、しかも根が張れるように浮かばない!

このようなさまざまな巧妙な方法を脳のない植物はどこで思い付くのでしょうか?植物達は大雨が降ること、強い風が吹くこと、鳥や獣が近くにいること、たまに山火事があること、さまざまなことを知っているからこそ、その方法を思い付いているのだと思います。頭がいい!頭じゃないけど。

工房の周りには桑の木がたくさん生えています。桑の実は地面にたくさん落ちますが、なぜか芽がでません。その桑の実を離れた場所に蒔くとすぐに芽がでます。どのように連絡を取り合っているのでしょうか?不思議です。

木はそのすべてを生き物たちに捧げているように感じることもあります。太陽の光を受け、涼しい木陰と酸素を作り出してくれます。鳥や獣、人に木の実を、虫達には樹液や葉っぱを。私たちは木々から建物や家具の材料、薪、お茶や薬、シロップとどれだけ感謝したらいいのかと思う程の施しです。落ち葉は微生物の住みかになり、栄養たっぷりの土ができます。ふかふかの大地は雨をたっぷり溜め込み、きれいな水を沢に落とします。

私たちの身近にある木々についてこんな風に受け止めることができたら、と思う動画をみつけました。
100年も200年も同じ場所にいるってことをちょっと想像してみてください。

あるがままって素晴らしいな〜〜 木、ありがとう! - YouTube

ソイフィルター

今日は作業しているとき、自分はひとつのフィルターなんだなって ぼんやりとつまんないことを考えながら作業していました。植物に光と雨を与えると野菜や果物ができあがります。ソイに木材と道具を与えると、箱や人形をつくります。同じものを与えられても、それぞれ違ったものが生まれてきます。同じ出来事に喜ぶ人も怒る人もいるように、その出方をを楽しんでいらっしゃるわけです。たぶん。

ってことで??

今日撮影した写真をいくつかアップしておきます。

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波長良きかな

いつもスマートフォンで撮った写真を使っていますが、きちんとデジタルカメラで撮影した写真を使うようにしたいと思います。作品の持っている固有の調子がスマホの写真では伝わらないような気がして。

こちらお家型卓上筆箱です。屋根部分が蓋になっていてスライドして開閉できます。もう少し漆を重ねて完成としたいところです。

こちらはお盆ですが何度も削り直して、今また、裏面も削り直しているところでまだ完成しておりません!

 

 

イベント「井のいち」に参加したとき、青年が「なんかとてもあたたかいものを感じます。これください」と匙を一つ買ってくださいました。その何かあたたかいものを素材と共に眼の前に作り出したい。そんな強い欲があります。そんな訳で作品が持つその調子を正確に伝えるためにもきちんと撮影した写真を使いたいと思った次第です。これからはブログやインスタグラムの写真もなるべくデジカメのものを使いたいと思います。今回のこのブログ写真はすべてデジカメのものです。

 

人がいる風景

2019年8月 とても暑い日が続いています。クラフトマンの皆様はどの様にこの暑さしのいでおりますでしょうか?我が工房は広いのでエアコンはありません。今まで水風呂に入って体を冷やして作業して来ましたが、今年はもっと涼しい方法を見つけました!一人で作業されている方は可能だと思いますので試してみてください。その方法とはTシャツをぬらし、絞って着、扇風機にあたる。乾いたらまた、絞って着る。この繰り返しでかなり涼しく作業できます。

秩父で木工を生業としている大先輩からヨキの刃をいただきました。この道具で大雑把に形を取ることができます。錆びて欠けていたものを研ぎ、使ってねーから、といただきました!ありがとさまです。大切に使います。

https://www.instagram.com/p/B09oV1wBLt3/
ずいぶん前に作ったモノ 最近作ったモノ 古いモノ 新しいモノ 貰ったモノ 何故かここにあるモノ#モノ #ツグミ工芸舎

お盆のいいのができました。一旦出来上がったものをもう一度彫り直しました。よく見えませんが写真右下にあるものです。


最近こんな動画を見つけました。

youtu.be

ナレーションも音楽もありません。言葉を一言も発しません。一人のひとがキャンプをしている、それだけの動画です。330万回も再生されています!テントを張る、薪を用意する、火を起こし、お茶を沸かして飲む、肉を切り、焼いて食べる。風が吹く、雪が降る、暗くなる。

とても鮮明な画像とモノを扱うときに発生する音がハッキリと聞こえます。ヤカンの蓋をするとき、ヤカンの蓋をする音がします。当たり前なのに 何故か音が新鮮に聞こえます。寒いので雪が降ってきますが、何故かとても落ち着いた気持ちになります。言葉のない絵本なような、水族館の魚を見ているときのような気分になる動画です。

普段、生活の中で目にするモノ、聞こえる音をわざわざ高画質、高音質で録画してもう一度意識的に経験するような感じです。キャンプを疑似体験するだけではない、ちょっと不思議な感覚を味わいました。

ナイフやノコギリなどの道具の作り方の動画もありますのでものづくりする人も楽しめます。作り方の動画もすべて説明や音楽なしです!まだ見てない動画ありますので楽しみです。