ツグミ工芸舎工作日記

ツグミ工芸舎のこれまでとこれから

BeBeさんの個展を見に行きました

探しモノをしていると、何が入っているのかわからなくなってしまった丈夫なお菓子の箱や蓋付きの缶を見つけ、そっと興味深く蓋を開けると、全く忘れていたはずなのに「あーこれね」って中身の品々をがっかりさせるような言葉を漏らしそうになり、申し訳ない気持ちで蓋を閉めることがよくあるツグミ工芸舎のソイです。

 

 

今日はBeBeさんの個展「仕舞っておかれるモノ」Feb 2019 ARTSPACE MAYUに行ってきました。はじめてお会いしたBeBeさんの個展の感想を一言書きたいと思います。

 

BeBeさんの絵には黄色い鳥器店ですでにお会いできていまして、特にその絵に注意を払わなくても小さな絵からとめどなく、なにか溢れてくるものを感じていました。

いったい、どんな方がこの絵を描いたのだろうとずっと思っていました。

ギャラリーの壁に設置された箱にきっちりと収められた人形たちの目をじっと見ていると、人形の目は自分たちは仕舞われることをはじめから知っていて、だからこそ、どこにもピントを合わせないように目を開けているように見えます。それは外の広い世界にはもう興味のないような眼差しで、仕舞われている箱の中には外よりも多層で魅力的な世界が広がっていることをその目は伝えているかのようです。

 

【人の目には信じられないような方法で自分自身を楽しませ、その見返りにモノの本当の姿は簡単には見えないような細工が巧妙に施されている】

 

このことをBeBeさんはきっと知っていると思いました。このことを知っているだけではないもう一歩進んだ理解があると。その上で自分の周りにある人や動物、山や木、音や匂いを見ることができたなら、それらを描いてみたくなる気持ちはきっと抑え難いに違いない、そんなことを個展を見ていて思ってしまいました。

 

BeBeさんは作品も本人もとても精力的です。たくさんの個展や展示会の計画があるようです。こちら要チェックです

bebe3.net