ツグミ工芸舎工作日記

ツグミ工芸舎のこれまでとこれから

アバウトなものさしについて

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..【アバウトなものさし】

ぼくを使っても、まっすぐな線はひけない

ぼくを使っても、正確な長さはわからない

ぼくは紙をきちんと押さえることさえできない

でも ぼくはここにある

まるで今、君がここにいるように

 

前回のブログでツグミ工芸舎の三大珍商品を紹介しますと書きました。

今回はそのうちのひとつ「アバウトなものさし」について書いてみます。

うまく解説できればいいのですが、お付き合いよろしくお願いいたします。

 

ツグミ工芸舎の商品には詩のような取扱説明書がついているものがあります。

これらの三大珍商品のそれぞれにも「ことばの積み木」と呼んでいる詩のような取扱説明書がついています。

 

この「アバウトなものさし」の言葉の積み木を今、改めて読んでみますと、ものさしなのにものさしの役目がぜんぜん できてないじゃん!と少々自虐的な内容にも聞こえますが、意図するところはそうではありません。

 

文房具屋さんでものさしを買ってきたなら、それを使ってすぐに真っ直ぐな線を引いたり、モノの長さを計ったりできて当たり前ですが、この言葉の積み木の中のアバウトなものさしはこの商品をご購入いただいたあなた自身です。

 

つまり、人はお店で買ってきた商品のようにすぐに使える!すぐに役に立つような単純なモノではありません、ひっくり返して考えれば、すぐに役に立つような人のほうが稀で、何事もうまくできないからこそ生まれきたのではないですか?と問いているように今読むと思います。

 

つまり、うまくできないことがたくさんあればあるほど、今ここにあなたがいる理由がはっきりしてきましたね、と書いてあるようにも読めます。

 

皆様はどのように読まれましたでしょうか? 正解などありませんので楽しく自由に解釈していただけたらと思います。

 

次回は2つ目の作品「ふしメガネ」につて書いてみたいと思います。