ツグミ工芸舎工作日記

ツグミ工芸舎のこれまでとこれから

指紋のハンコ?

あなたは自分の指の指紋をよく観察したことがありますか?

指紋には大きく分けて3つのタイプがあります。

 

1.渦巻き状  2.富士山状  3.隆起状

 

各指の指紋のあり方が各指の役割を暗示しています。

あなたの10本の指のそれぞれがどんな役目を持っているか、そんなことを他人がびっくりするほどの時間かけて、一度考えてみるのも悪くありません。もしかすると、もっと自分自身のことについてワクワクできるきっかけを与えてくれるかもしれません。

 

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..「指紋のハンコ」

ほんとうにいるだれかの指紋ではなく

似たような指紋をもったものが

それをまねてつくった 

あなたの証明のための 

あなたのものではない 

指紋のハンコ

 

川辺の石ころに一つとして

同じものがないように

ぼくもこれとまったく同じ

紋様をつくることはできない

 

はじめて指紋のハンコをつくって、印面を紙に押してみたとき、インクののりが不十分で、かすれ本物の拇印のように見えてびっくりしたこと を覚えています。

ツグミ工芸舎三大珍商品の最後は「指紋のハンコ」です。

 

ツグミ工芸舎のハンコはバーニングペンというペン先が熱くなるペンで書いて印面をつくっています。焦げた部分はインクのつかない部分で白く残るという具合です。

なので、全く同じ模様を2回描くことはできません。

 

わざわざ、みなそれぞれの指紋をもっているのに、自分の指紋とは違う文様の指紋を文具として所有されてしまうと、指にある本物の指紋たちのあいだに軽い緊張感がうまれるかもしれません。まさか自分たち各指〃の指紋のあり方に疑問を一瞬でも持たれるような木工製品を作る人が現れるとはどの指紋も思わなかったと思います。

 

緊張感は進化を促しますから、売れなくてもこのような商品を作る意味はあるんじゃないかと思っております。

 

次回からは珍商品ではない普通の商品の解説をしていきます。お楽しみに!