ツグミ工芸舎工作日記

ツグミ工芸舎のこれまでとこれから

ツグミ工芸舎を始めるきっかけ

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素足 #はだし #草花

今から10年以上前、縁があって埼玉は秩父地方の皆野町の山奥に引っ越したところからのお話になります。

生活水は沢水、テレビの電波も携帯の電波 も入らないすごいところに引っ越してしまったことがそもそもの始まりです。そこに建っていた古民家はとても大きな二階建ての建物で少し傾いていました。隙間風はぴゅーぴゅーで凍え死んでしまうのではないか?と恐れ、結局建物の3分の2は解体し小さな平屋の建物を建てることしました。

その解体で出てきたのが栗やキハダの古材です。はじめは寒いので薪にしてどんどん燃やしていましたが、これ、なんかもったいないな~って思って、これを使って何か作って売れないかなと思い、職業訓練校で基本的な木工工具の使い方を学びました。

訓練校卒業後に木工関係の仕事にしばらく着き、その後、屋号をツグミ工芸舎として独立開業いしました。

40才からの再出発になりましたが、この時画家アンリ・ルソーのことを思い出しました。
確か彼も40になってから絵を始めた日曜画家でした。
それまで暇な門番の警備員の仕事をしていたと画集で読んだことをおぼえています。彼が訪れたこともないジャングルの絵を想像で描き始め、あのピカソが目をつけ、その後世界的な画家になったことを。

ツグミ工芸舎はまだまだまったくの無名ではありますが、ちょっと変わった作品があり、そのひとつひとつは是非紹介したい思い、このブログを始めた次第です。

写真は木工の仕事をを始めるかなり前に描いた絵です。クラフト紙に白いペンキを塗り、その上からマジックで描いたものです。大きな木の根元の草の上に裸足で立っている絵ですが、まるで自分が山の中で木に関わる生活が訪れることを暗示していたように見れなくもないな~と思いました。